大学2年生、家族関係でメンタルダウンした後、心がけていたこと4つ

こんにちは。はいしーです。

プロフィール

はいしー。2000年生まれ。きょうだいが難病(発達障害・聴覚障害など)。
親との関係に悩み、アダルトチルドレンの面もあり。
大学生から実家を出て一人暮らし。

たくさん悩んできた自分を受け入れて、
人生を楽しむ方法を模索中!

今回は私が大学2年生のとき、家族関係でメンタルダウンした後、
心がけていたこと4つをご紹介します。

メンタルダウンした理由

まず、私がメンタルダウンした出来事をお伝えしたいと思います。

大学2年の春休み、
私は今までの人生で起こった出来事、
その時感じてきたことをまとめる作業をしていました。

それを実家に帰ったときにちょうどまとめていたのです。

それをきっかけに、体調を大きく崩してしまいました。
悲しい。寂しい。辛い。
今まで感じないようにしてきた感情が
一気にふたをあけたように押し寄せてきて、
押しつぶされそうになりました。


それで体調を崩し、38℃の熱が出ました。
頭が痛くて、体もだるくて、朝起き上がるのもしんどかった。
それでも家族には隠して、笑顔で過ごそうと努めていました。

私は、もう実家に長い間いられなくなってしまっているのかなあ、
もう実家に帰れなくなっているのかなあ
と思い、とてもショックだったのを覚えています。

不思議なことに、自分のアパートに帰ってきてから、
本当はもっと実家にいて甘えたかったと何度も思いました。
でもあのまま実家にいたら、自分の心身がもたなかったとすぐに否定する日々を繰り返しました。

さあ、ここからが本題です。
この壮絶な出来事の後、私が行ったことを4つご紹介していきます。

①自分のこれまでの気持ち、おかれてきた状況を言葉にする

自分の人生についてまとめる作業を行って、
とても苦しかったけど、やっぱりこれからの自分の人生に大切なことだったと思います。

自分を説明する言葉があることは大きな強みになります。
自分を説明することができれば、
自分が置かれている状況を他の人に伝えることができます。
そして、助けを求めることもできます。

また、このまとめ作業で、
自分の性格や、普段苦手にしていること、また得意にしていること
何に起因しているのか、
よく分かりました。
自分のことを知る作業は、とても重要です。

そして、私は自分のことをよく知ることで
なんとなく自分を許せたというか、そんな気がしています。
今まで自分のことをたくさん責めてきて、
自分のことが嫌いだった時期もたくさんありました。きっとそういう時期の方が多かった。
でも、自分が苦しんできたことは自分のせいではない。
そう思うことができました。

②自分を最優先に。家族のケアをするなら負担にならない範囲で。

大学生の時の私は、母や父、きょうだいのカウンセリングのようなものをしていました。
気持ちをきいてもらえるだけでもとても楽になる。
それを自分自身が一番良く分かっていたから、家族にもそうしてあげたかった。
いや、本当は、自分が話をきいてほしかったのだと思います。
家族の話をきいていたら、
いつか自分の話もきいてくれるのではないかという淡い期待もあったのだと思います。

実際、家族のそれまでの歴史は壮絶で、
きいているだけで自分が壊れてしまいそうになっていました。
本当は誰かに代わってほしい。そう思っていました。ギリギリの状態でした。

家族と、自分のバランスをとるのは本当に難しいです。
でも、まずは自分。自分を最優先にしよう。この頃からそう決意しました。

③きょうだいを知る

やっぱり私はきょうだいのことが好きだし、一緒に生きていきたいと思っていました。
そうでなくても必然的に自分が一番長くきょうだいと生きることになるはずです。
親はいずれいなくなってしまう。

大学生時代行っていた手話サークルの活動や、
発達障害などの勉強を通して、
きょうだいのことを理解しようとしていました。
自分が楽になるためにも、それは必要だと思ったからです。

でも同時に、
なぜ自分がここまでやらなくてはいけないんだろうとも思っていました。

父にはそういうことをする余裕がないし、
母はそういうことをするのは苦手らしいので、
どうしようもないのだけれど、やっぱり誰かに代わってほしい。どうして私が。
そういう気持ちと戦いながら、自分のためだと言い聞かせてなんとかやっていました。

そんなに苦しいなら、しなくてよかったのに。
このときは、そう思う余裕もありませんでしたが、今ではそう思います。

自分を苦しめてまですることじゃない。
したくないならしなくていい。

自分の声を一番にきいてほしいです。

④家族間のコミュニケーションについて話す

私は、聴覚障害のあるきょうだいにきいたことがあります。
「ママが声だけで話しかけたり、ママと私が声だけで話しているのを見ると寂しい?」

そしたら、「やっぱりそういう状況は寂しい…」という答えが返ってきました。
私は、きょうだいのその言葉がきけたことにとても安心しました。
きょうだいは寂しいとか悲しい、苦しいという感情を
私たち家族に話すことがほとんどありませんでした。
だから、きょうだいの「寂しい」という言葉をきけただけでも
そのとき話をして本当によかったと思いました。

その話をできたことは、きょうだいにも想像以上に大きな影響を与えたようでした。
きょうだいはその話をしてから、
母が口だけで話すと「何言ってるか分からない、何?」とちゃんときくようになって、
母が答えたり、私が通訳したりするようになりました。

でも、私も通訳するのはとても負担で。
「手話と声同時に話したりするのは疲れるんだよね‥」ときょうだいに伝えたら、
「負担だよね…ごめんね」と言われて。
そのときは「大丈夫だよ」って言って無理やり笑ったけど、
きょうだいの一言がとても印象的で、辛くて。
「疲れる」って言ってしまったことを後悔しました。

やっぱり家族からはそう簡単には逃げられない。
自分だけが楽になろうとしても、ダメなのか。
そのときは絶望に似た気持ちを味わいました。

それでも、わたしにとって家族はとても大切な存在です。
これから数年、数十年かけて、コミュニケーションの方法や、
お互いがどうやって生きていくかをゆっくり話し合っていきたいと思います。

まとめ

今回は大学2年生の私が考えていたことをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

この記事が少しでも読んてくださった方の役に立てば幸いです。
この記事を読んでくださった方のことを応援しています。

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