こんにちは。はいしーです。
プロフィール
はいしー。2000年生まれ。きょうだいが難病(発達障害・聴覚障害など)。
親との関係に悩み、アダルトチルドレンの面もあり。
大学生から実家を出て一人暮らし。
たくさん悩んできた自分を受け入れて、
人生を楽しむ方法を模索中!
今回は、自らもきょうだい児として育ってきたはいしーが、
きょうだい児に必要な支援を7つご紹介します!
Contents
学校でのきょうだい児の現状の把握
学校は子どもたちと接する時間が一番長く、
困難を抱えている子どもたちのの発見において、重要な役割を担います。
なので、まずは学校でアンケートなどをとり、
地域におけるきょうだい児の数や、
その子どもたちが普段どのように過ごしているか、といった現状の把握が必要になるでしょう。
きょうだい児という言葉、支援があることの周知
アンケートを行ったとしても、
自分がきょうだい児に当てはまるのか分からない子どもたちもいるかもしれません。
きょうだい児という言葉を初めてきいた、という子も多いと思います。
なので、アンケートをきっかけに、
きょうだい児という言葉、それに当てはまる子どもたちがどんな困りごとを抱えやすいのか、
といったことの周知も必要だと思います。
そして、そういった子どもたちに対して、
どんな支援があるのか、どこで支援を求められるのか、
といったことも合わせて学んでいくことが重要だと思います。
学校や家以外の居場所
子どもたちにとって、大切なのが「居場所」です。
学校や家庭でうまくなじめず、自分を表現できなくなっていく子どもたちがいます。
そのままの自分を受け入れてくれる人、
心から安心できる居場所があることが、子どもたちにとって救いになることがあります。
家族以外に相談できる大人
きょうだい児である子どもたちは、
両親や家族に相談できない悩み事、苦しさを抱えている子も多くいます。
そんなとき、家族以外の第三者の立場で、子どもの想いをきける大人が必要です。
いつでも相談してね、いつも見守っているよ、
と繰り返し声をかけ続けてくれる大人がいれば、
それだけで救われる子どもたちもいます。
子どもらしく過ごせる時間
きょうだい児の子どもたちの中には、
家族のケアに追われたり、家族がいつも余裕がなかったりして、
子どもらしく過ごせる時間がない子どもたちもいます。
ゲームをしたり、鬼ごっこをしたり、
本を読んだり、絵を描いたり。
自分の好きなことを思いっきり楽しめる時間が子どもたちには必要です。
障害のあるきょうだいへの支援
きょうだい児の子どもたちへの支援において欠かせないのが、
障害のあるきょうだいへの支援です。
障害のある子どもたちへの支援がなければ、
根本的な家庭の苦しさは変わりません。
きょうだい児である子どもたち本人への支援だけでなく、
障害のある子どもたちへの医療分野、障害福祉分野、児童福祉分野の支援が必要です。
親やその他の家族への支援
障害のある子どもたちへの支援に加えて、
両親やその他のご家族への支援もとても大切です。
障害のある子どもたちだけでなく、
その家族も社会からの偏見や差別に苦しむことが多くあります。
また十分な支援が得られず、家族だけでケアが行われている場合もあります。
そのような状態を防ぐためにも、
カウンセリングや支援相談など、
保健福祉分野、医療分野の関わりが必要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、きょうだい児に必要な支援についてご紹介しました。
この記事が少しでも読んでくださった方の役に立てばとても嬉しいです。
この記事を読んでくださった方のことを応援しています。
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