プロフィール
はいしー。2000年生まれの24才。きょうだいが難病(発達障害・聴覚障害など)。
親との関係に悩み、アダルトチルドレンの面もあり。
大学生から実家を出て一人暮らし。
たくさん悩んできた自分を受け入れて、
人生を楽しむ方法を模索中!
今回は、2024年に無事国家試験に合格し、
理学療法士の資格をとったはいしーが、
実際行っていた勉強法をご紹介します!
勉強計画の立て方
まず、簡単に勉強計画の立て方をご紹介します。
私は勉強計画を立てるときには、以下のような計算をしていました。
解きたい問題数 ÷ 勉強できる日数 = 1日にとく問題数
勉強できる日数は、以下のように算出しています。
勉強できる日数 = 月~土の6日間 × 〇週
日数は、基本的に月~土で計算し、日曜日は休みとしています。
他にも、用事があり一日に5時間確保できないときは計算に入れていません。
(実際勉強するのは3~4時間でしたが、これも余裕をもって計算しています。)
計画を立てるときは余裕をもって立てることが重要です。
休みの日を作った方が、計画通りできなかったときも調整しやすいです。
私は国家試験までに勉強したのは、1日3~4時間×4か月くらいです。
私は4年の9月までにQB(クエスチョンバンク)を2周ほど終わっていたので、
第1回模試、3年の11月には60%とれていました。
ですが、私の周りでは2月の最後の模試で合格点に達した人もおり、
その人たちの中には最終的には80%とれている人も多くいたので、
ギリギリ1月から始めてもなんとか間に合うのではないかと思っています。
ただその場合は、1日8~10時間の勉強が必要になるかもしれません。
国家試験の勉強は暗記問題のようなものなので、
他の人と問題を出し合ったり、
リハドリルなどのスマホで問題を解ける仕組みを利用したりして、
うまく気分転換をしながら取り組みましょう。
レベルごとに一周
QB(クエスチョンバンク)の問題にはそれぞれレベルがつけられています。
↓の写真の右下を見てもらうと、小さく「*正解」と書いてあるのが分かると思います。
*は1~3コついており、数が増えるほど難しくなります。
なので、私は*1コの問題を共通・専門とそれぞれ1周した後、
*2コの問題を1周、*3コの問題を1周、
と問題のレベルごとに1周していました。
国家試験の問題では
ひっかけ方や問題の傾向を知る、ということがとても重要です。
なので、できるだけ時間をかけずに、たくさんの問題を繰り返し頭に入れる
ということを大切にしましょう。
その際、問題を解くのではなく、読むということころが最重要ポイントです。
国試の問題は膨大で、
最初から1コ1コ分からない問題を解いていると膨大な時間がかかります。
まだ知識が頭に入っていないのに、問題を解けるわけがありませんし、
分からない問題を考えている時間はとてももったいないです。
なので、まず読んで答えを頭に入れる、問題の傾向を知る、という軽い気持ちで取り組みましょう。
国家試験の問題には独特のひっかけ方があり、
文章も最初は読みづらいです。
解説文を読む際には、
答えとなる単語に〇をつけたり、矢印を引っ張ったりして
次に読むときに一目でわかるようにしましょう。
知識(イラスト)をつなげる
QBにはたくさんのイラストが掲載されています。
とても分かりやすく知識がまとめられたものなので、ぜひ活用しましょう。
一番おすすめなのは、
関連したイラストのページ数を書き込んで、
知識(イラスト)をつなげていくことです。
例えば、パーキンソン病であれば、
4大症状のイラストや、パーキンソン病の薬物療法、
薬物療法に伴う悪性症候群のイラストなどのページを書き込みます。
こうすることで、思い出したいときにすぐにそのページを見ることができます。
問題を読んだ後、「そういえば、あれなんだっけ?」と思ったときがチャンスなので、
そのイラストを探してつなげていきましょう。
情報を探すときは後ろの索引などを利用するとよいでしょう。
他にも、色をぬるのが効果的です。
例えば、以下のように前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉で色分けしてを色をぬります。
さらにそれぞれの部位で起こりうる障害も同じ色でぬっていきます。
そうすることで、知識が結びつきやすくなり、とても覚えやすくなります。
他にも、模試で出てきたところをメモしたりして、
どんどんイラストを自分仕様に変えていきましょう!
最高2週でリハドリルへ
国家試験は、できるだけ多くの問題をといて、
ひっかけの傾向や、どこまでの知識をつければよいかを知ることが重要です。
なので、QBは最高でも2周までにして、
リハドリルなどを利用して他の過去問をとくのが良いでしょう。
私は学校の方針で、
「リハドリル」というPCやスマホで問題をとけるものを利用していたので、
それを参考にお伝えします。
リハドリルでは、
解剖学、生理学、運動学など、科目ごとに解いた問題数や正解率が出るようになっています。
なので、まずは全科目100問を解くことを目標にして毎日とりくみました。
100問解き終わったら、未正解の問題だけを選ぶことができるので、
それらの問題をといていきます。
未正解の問題がなくなったら、それぞれの科目の正解率を見ます。
そして正解率が低いところはさらに問題をといて、正解率が60%に達するまで続けます。
これを200問、300問と続けていくと、
苦手な分野を克服しながら多くの問題を解くことができます。
私はきりがいいので100問に設定しましたが、50問ずつでも、25問ずつでもいいと思います。
むしろ数が少ない方が確実に苦手分野を克服できてよいかもしれません。
まとめ
QB(クエスチョンバンク)、リハドリルの使い方をそれぞれご紹介しました。
国家試験にかける時間も短く、あせることもあるかもしれませんが、
この2つを利用すれば、勉強が苦手な私でも7割とることができたので、きっと大丈夫です!
国家試験はほぼ暗記問題なので、友達としゃべりながら覚えるのもおすすめです。
(私はずっと一人でやっていたので、一人でも大丈夫だと思います!笑)
これから理学療法士を目指すみなさんを応援しています!
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