こんにちは。はいしーです。
プロフィール
はいしー。2000年生まれ。きょうだいが難病(発達障害・聴覚障害など)。
親との関係に悩み、アダルトチルドレンの面もあり。
大学生から実家を出て一人暮らし。
たくさん悩んできた自分を受け入れて、
人生を楽しむ方法を模索中!
今回は、きょうだい児・ヤングケアラーとして育ってきたはいしーが、
子ども第三の居場所についてご紹介します!
第三の居場所とは?
子ども第三の居場所とは、
「子どもたちが心から安心して過ごせるお家のような空間」と紹介されています。
日本財団が全国各地に展開している事業で、
2024年7月末時点で全国233拠点あります。
地域の中心となり、
行政、NPO、市民、企業、研究者と協力し
誰一人取り残されない地域子育てコミュニティをつくることを目標としています。
具体的な事業内容としては、
子どもたちが生活習慣や学習習慣を身につけることに加え、
他者とのコミュニケーションや好奇心を育む機会を作るための事業。
また保護者も含めて包括的に支援することによって、各家庭の環境や事情に寄り添います。
第三の居場所 大切にしている環境と機会
第三の居場所において、大切にしている環境と機会として、
以下の6つが挙げられています。
①安心して過ごせる居場所
居心地のよいスペース、ゆったりとした放課後の時間
②健康を支える食事
栄養バランスの良い食事、家族のような食卓を囲んだコミュニケーション、
準備や片付け、料理体験を通じた、食環境の改善や自立
③正しい生活リズム
入浴や歯磨きの衛生習慣、健全な生活リズム、
友達や大人とのあいさつやコミュニケーションといった社会性
④学習サポート
個別サポートの宿題指導、子ども自らの主体的な学び
⑤体験活動・地域とのつながり
夏休みの旅行や季節行事、地域の催しへの参加、チャレンジ精神や人と関係する力の育成
⑥保護者へのフォロー
保護者との個別相談の場を、日常的なフォロー、保護者がいつでも頼れる居場所
第三の居場所に通うことで子どもたちに起きた変化
2022年に日本財団が行った調査によると、
「子ども第三の居場所」を継続的に利用している子どもたちは、
7割以上が居場所なら安心できる、チャレンジできると答えたそうです。
また、8割以上の子どもたちがつながりの状況が改善し、
困ったことや楽しいことがあったときに友だちや大人に話す、
一緒に楽しい時間を過ごす友達がいると答えたそうです。
その他、生活習慣や学習習慣についても6割以上で改善がみられました。
さらに保護者においても、7割以上が周囲と自身のつながりが改善したと答えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、子ども第三の居場所についてご紹介しました。
今回参考にしたのが日本財団のHPです。ぜひ見てみてください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
この記事が少しでも読んでくださった方の役に立てばとても嬉しいです。
この記事を読んでくださった方のことを応援しています。
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